前回行った足の製作を振り返る
 


今日もお疲れ様です(^_^)

前回は、HGUC ジム・カスタムの足の製作を行いました。

さすが、現在HGUC中期頃のキットということで、初期のキットより進化しているという印象を受けましたね(^_^)

まず、足底に3つのパーツを使っていることや、アンクルアーマーが1パーツで成形されていて合わせ目がないということ、アンクルアーマー側面にある丸いディテールも、別パーツで色分けされていました。

足自体は、2つのブロックをポリキャップで接続することによって、後ろ側が浮くように可動するポイントもありました。

という訳で今回は、HGUC ジム・カスタムの脚部の製作に入っていきます!(^O^)



脚部の製作に使用するランナー



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まず、多色成型のパーツで構成されているAランナーでは、脚部の外装パーツを使用します。

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次に、水色のパーツで成形されているCランナーでも、脚部の外装パーツを使用します。

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次に、グレーのパーツで成形されているDランナーでは、関節などの内部パーツを使用します。

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最後に、HGUC ジム・カスタムの脚部の製作には、PC-123プラスランナーを使用します。

これで、脚部の製作に使用するランナー類は以上ということで、次から製作に入ります!(^O^)



脚部に発生する合わせ目の処理



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まずは、HGUC ジム・カスタムの脚部のパーツを切り出してみました。

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これは、HGUC ジム・カスタムの脚部のヒザ関節ですが、この頃のキットには既に二重関節が採用されているようですね。

さすがに180°まで可動とまではいきませんが、可動域自体は良さそうですね(^_^)

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太ももの側面に合わせ目が発生しますが、この部分はディテールになっているようですね。

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HGUC ジム・カスタムの脚部の製作で、最初の問題がここです。

ヒザ下の後ろ側に合わせ目が発生します。

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少し見えづらいですが、実はヒザ下裏側の上部の合わせ目は、最初から段落ちモールドになっていて、もちろん完成見本でもディテールになっていました。

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完成見本で消されている合わせ目は、ヒザ下裏側の下部分です。

いつも通りタミヤセメントで合わせ目を消そうかと考えましたが、この部分は上部と同じく段落ちモールドにしてみます。

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今回の段落ちモールド化に使うのが、「BMCダンモ」です。

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以前、HGCE ストライクフリーダムガンダムの製作時にも、段落ちモールド化にするために使いました。

0.5、0.8mm2種類の幅から選択して彫れるツールです。

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選択した刃を、削りたい部分に沿って彫っていきます。

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少し分かりづらいですが、BMCダンモを使ってヒザ下裏側の下部分を彫ってみました。

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スミ入れしてみると、こんな感じになりました。

完成見本では、キレイに合わせ目が消されている部分なので、キットを全部組んで全体像を見てみないと、現時点では何とも言えませんね(^_^;)

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脚部ヒザ下の前側は、パーツを被せるので合わせ目が発生しません。

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ただ、前側をフォローすることによって、側面に合わせ目が発生します。

目立つ前側の合わせ目をカバーして、側面が犠牲になる感じですね(^_^;)

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という訳で、脚部ヒザ下側面の合わせ目消しを行いますが、この部分はタミヤセメントを使います。

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固まったタミヤセメントを、ヤスリ等で慣らしました。

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合わせ目消しが終わったので、HGUC ジム・カスタムの脚部のパーツを組んでみました。

脚部の赤い部分は塗装しました。

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合わせ目消しを行った、ヒザ下側面部分も塗装しましたが、成形色と若干違う色味になっちゃいましたね。

この独特な成形色の水色、取説のカラーガイドを参考にしても調合が難しいですね。まだまだです(^_^;)

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今回、段落ちモールド化した後ろ側です。

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HGUC ジム・カスタムの脚部は、このように可動します。

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最後に、HGUC ジム・カスタムの脚部が完成したので足と接続してみました。

初期のジム等と比べると、ディテールが増えている感じがします。設定でジム・カスタムはアレックスのパーツも使われているので当然でしょうか(^_^)

という訳で次回は、腰部の製作に入る予定です!ではまた(^_^)/



⇒HGUCキットの製作記事


HGUC 機動戦士ガンダム0083 RGM-79N ジムカスタム 1/144スケール 色分け済みプラモデル